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  • 執筆者の写真青桃

-第2回-「あおうま号」誕生

私の名は青桃。 小説家にして無類のチャリンコ狂。 千林に暮らして云十年。未だ知らないとこだらけ。 けれど、これだけは言わせて~。旭区、千林界隈めぐるならチャリンコが一番!今日も青桃ご自慢の愛車あおうま号に跨がりポタリング。風の吹くまま気の向くままお散歩ならぬお散輪。愛と冒険の旅へといざないます。さて、どこへ行こかいな?


前回までのいきさつ。青桃ついにママチャリを卒業し新たにスポーツサイクルを入手すべく、1000ピース切ってのチャリダーげんさんのもとへ助言を仰ぎに行くも…

相談に訪れた相手が悪かった。否、げんさんが悪いのではない。 げんさんにアドバイスを求めた青桃が悪いのだ。チャリンコ愛なら誰にも負けへん!と豪語していた青桃だけに、斯くも格の違いを見せつけられては、ただただしょげかえるばかり。 まあ部屋着を買い行こうとパリのシャンゼリゼ通りにまで足を運んで馬鹿を見たということなのだろう。どうせ行くなら千林にしとき~てね。 さて、気を取り直して仕切り直し。 再びチャリンコ探しの旅へ。 もっと身の丈に合った手頃なものはないかいなぁ。そうそうあるある。 森小路京かい道商店街を南に下った先にスポーツサイクル専門店「回転木馬」があるじゃないか。青桃以前からずっと気になっていた素敵なお店。 かといって、カフェみたく気軽に立ち寄る類いのお店では…シューはシューでも「シュークリームちょうだい」てなのりで「ブレーキシューちょうだい」てなわけにはいくまいし。 けれど、今回は買う!と決めたからには善は急げ。 レッツメリーゴーラウンド。所狭しと自転車が並べられた店内。車種も仕様もサイズも色も様々。 ロードレーサー、マウンテンバイク、クロスバイク。国産車から海外有名メーカー品まで。 う~ん目移りしてまう。 もちろん格好ええのに越したことはないけれど、これ見よがしにブランドロゴ入りデカールをでかでか見せびらかして、はい盗難!なんて憂き目だけは御免こうむりたい。 あれこれ思案に暮れても一向に埒があかないので、お店主に尋ねることに。

「先ずはお客さんの好みや用途に応じた基本の一台を選び、そこからさらに要望に添って詳細をカスタマイズする」のだとか。早速青桃も要望を。まぁ出るわ出るわつらつらと。 ①ワンピやスカートのトリムを翻しさっそうと街乗りを楽しみたい。 ②千林でショッピングや銀行に行くのに便利に使える実用車。 ③せっかくのスポーツサイクルなんだから、ある程度の加速感も味わいたい。 遠乗りなんかもこなせるとなお良い。etc.?で、やっぱり決め手はみ・た・め。 男もチャリンコもおかね、じゃなくて見た目よね~。 コンセプトはずばり“エレガント&スポーティー”。てなわけで、ご店主自ら丹精込めて組み上げて出来上がったのがこの一台。カタログの表紙から抜け出てきたかのごときキュートなルックス。アースグリーンのミキストフレームはメーカー取り寄せ品。白のタイヤは白馬のよう。 黒のフェンダーが仮面ライダーのスカーフみたく、スポーティーさを際立たせている。思わず変~身!て雄叫びあげそう。性能も乗り心地もママチャリとは雲泥の差。 軽いこぎ出し、切れの良いハンドリング。これなら信号待ちからの再発進で、もたつくことなくきびきび走れそう。ギアを上げれば思い描いたとおりの軽快な走りが体感できる。 ブレーキにいたっては利きが良すぎてもう目ん玉が飛び出しそう。これぞ青桃仕様!夢のカスタムバイク。最高にいかした一台に仕上がったところで、何かが足りない。 そう名前。ブログのメインキャストなんだから名前がなくちゃはじまらない。せっかくなんで縁起のええ名前をつけたいところ。 「大入り号」なんてどう?そう言えば昔そういう屋号の駄菓子屋が今市商店街にあったけぇ。「濡れ手で粟号」これじゃ縁起がええんどころかただの横着だわ。 そや、白のタイヤにちなんで「あおうま号」なんかどやろ。※あおうまとは、白馬と書いてあおうまと読む。白馬節会(あおうまのせちえ)という古式ゆかしい年中行事では、白馬を拝むことでと一年の邪気を払うんだとか。青桃とあおうま、なかなか乙な取り合わせに思わずにんまり。 ご満悦の青桃であった。 さあ、新しい相棒とともに愛と冒険の旅へ出かけよう。 Special thanks?to 回転木馬


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