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執筆者の写真青桃

道はまだ続く

昨年8月から開始した小説家青桃オフィシャルサイトのブログも、閏年2月29日の今回で栄えある100編目を数えました。

「小説家青桃、斯くなる上は命ある限り書き綴らねば…(^^;)」とやや大袈裟に気を吐いてはみたものの、やはり青桃こんな風に日記形式で書き連ねていくのはどうも苦手。 何だか“終わりなきマラソン地獄”に陥ったみたく強迫観念にすらかられる始末で(^^;)。 「長丁場なんだからリラックスリラックス。 いつものように言葉の響きやテクスチャーを味わいながら至福の時に身をゆだねればいいのだ」と我が身に言って聞かせてはみるものの、言って聞かせなければならないこと自体もうすでに力んでいる証拠でありまして(^^;)。 趣味の手芸にいそしむように、そうそうキルトを綴るつもりで気長に続ければよいのでしょうけれど。 その意味ではブログとキルト製作は相通ずる点があるように思う。 小さなモチーフを一針一針縫い上げ、それらを寄せ集め無作為に組み合わせ繋げていくだけなのに、いつの間にか調和のとれたひとつの作品へと仕上がっていく。 このようなランダムな連続性にこそブログならではの意外性や醍醐味があるのだろう。 一方小説はと言うと、たとえばひとつの作品を書く際、物語の発端から結末までを貫くすべての青写真は予め完成されている。 出来上がりの姿即ちゴールが見えているわけだ。 極端に言えば、ゴール目指して後は書くのみという態勢で執筆に取りかかる。 まぁ書き進めていくうちに、途中で設計図の変更を余儀なくされるケースも多々あるんですけれど(^^;)。 普段の流儀とはひと味違うブログ連載は良い修行となりました。 ネタを仕込むのに今まで以上に色んなことに関心を持つようになったし、ハイピッチで書き上げる荒行にも否応なく挑むこととなりました。お陰様で新たに思考回路が開発されました。 新たにバイパスが開通したとでも言いましょうか。 物書きとして一皮むけたとまでは言わなくとも、卵パックくらいはむけたかなと自負して折る次第です。飛び道具が備わったみたくパワーアップしたことは請け合いです。ブログとはウェブログの略。 ウェブ上の航海録と言うだけあって、その時々の心模様、波模様が如実に記録されている。さしずめ時々刻々と移ろいゆく心象風景が臨場感をそのままに真空保存されていると言った感じ。殊に時事ネタを扱った記事では、直感力だけを頼りにいわゆる“撮って出し”感覚で記事を仕上げており、しっかり推敲すること好む青桃にしてみればなかなかスリリングな展開に後から読み返してハラハラしておる次第で(^^;)。 特に“読まれたなぁ”と思われる記事をランキングしてみると、やはりだんとつトップは“千林ネタ”。次いでエッセー。トリビアネタ、エピソードetc.と続きます。 打って変わって宇宙ネタはてんで人気がなかった。 日常生活からあまりにかけ離れていて感情移入しにくかったからかしらん。当然やなぁ。 火星や冥王星での出来事なんてどうでもええわなぁ(^^;)。青桃にとっては将来描こうと構想している作品のモチーフにも繋がる大事な資料なんですけれどねぇ。 こうして総括してみると、読者のニーズがはっきり見えてきます。 ここ最近感じること…ブログを続ける為にブログを書いているような。 この調子で漫然と続けていても本来の目的である小説を書くことに取りかかれないだけかも。 これではまったくもって本末転倒。そこでこれを機にスタイルを一新しようと思います。読者の皆様が求める内容で、かつ青桃自身も潤う充実したブログに。意匠はすでに考案済み(^^)v。 早速準備にかかることにしましょう。 お披露目まで今しばらくお待ちくださいませ~。


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