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  • 執筆者の写真青桃

『新クニウミ神話-ZONE-』は4つの短編からなるオムニバス作品

先日、作家本人しか知り得ないこぼれ話をいたしましたが、好評につきまして?さらにもうひ一丁(^^)第二弾を。

『新クニウミ神話-ZONE-』は4つの短編からなるオムニバス作品となっております。

第1編「一炊の夢」、第2編「マッチ売りの少女」、第3編「エディプスとアンティゴネ」、第4編「新クニウミ神話-ZONE-」。本作をすでにお読み戴いた方はご存じのことと存じますが(^^;)。実は、青桃が初稿として出版元の文芸社に提出した段階では、4編の順序が違っており第2編と第3編がてれこだったんです。

ご存じの通り本作は第1編と第2編は連作になっております。

それが初稿では第1編と第3編になっていたんですねぇ。何故そうだったのかって?単に書き上がった順に作品を並べていただけ…と言ってしまえばそれまでの話なんですが(^^;)。

青桃としては連作だからといってなにも隣り同士に並べることもない。

それにただ横並びに並べただけでは芸がない。

飛び石になっていているのも遊び心があってええかなぁ…なんて軽~い気持ちでおりました。が、企画担当者も編集担当者も『「一炊の夢」と「マッチ売りの少女」は続き物ですよぇ。

そうしたら続きに並べた方がしっくりくるんでは』と、ひとりは関西弁でもうひとりは関東弁で、異口同音におっしゃるもんですから、それならそうしようかぁ、と相成った次第であります。意外と意志薄弱な青桃でした。ところで、執筆の最中に突如ひらめくことがあるんです。名付けて“プランB”とでも申しましょうか(^^;)。『新クニウミ神話-ZONE-』の第3編「エディプスとアンティゴネ」執筆中に「何となく物足りん。もうひとひねり欲しいところやなぁ」とぼんやり考えているとひらめいてしまったんです“プランB”を。「せや!せっかくのオムニバスやし、作品同士関連づけたらよりそれらしくなるんとちゃうやろか」てなわけで元々何の因果もない「一炊の夢」と「エディプスとアンティゴネ」を無理遣り関連づけてみた。作品と作品を打っつけ合ったら下手すりゃ空中分解しかねんなぁと一抹の不安が頭を過ぎりましたが…ところがこれが意外や意外マリアージュだった。互いの作品をからめ合うことで登場人物の個性が際だったし、それぞれの物語の展開にも深みが増したように思う。そう思われるのは青桃の自己満足かもしれないけれど…(^^;)。いちご+大福餅…これが案外美味かった。


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