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執筆者の写真青桃

「熱燗徳利の首つまんで もういっぱいいかがなんて みょうに~色っぽいね♪」

日曜日2月14日バレンタインデーまでは「もう春がやって来たのん~♪」って言うくらい暖かかった(場合によっては暑かったくらい(^^;))。なのにこのところのこの寒さ。堪えます。

こんな時には「熱燗徳利の首つまんで もういっぱいいかがなんて みょうに~色っぽいね♪」と吉田拓郎さんの『旅の宿』なんかで昭和テイストに浸り、体も心もほっこりしたいところ。

青桃はフォークソングは結構いける口なんですが、お酒の方はちょっと…。

高校生の頃「アルコールを摂取すると脳細胞が破壊される」などと根拠無い都市伝説を鵜呑みにし「これ以上アホになってはえらいこっちゃ!」と二十歳を数えるまで一切お酒を口にせず(当然と言っちゃ当然なんですけど)。

小説を書くようになってからも普段はまったく嗜まず。アルコール摂取が深い思考への導入を阻害するようで何となく調子が狂う。

例えるなら、深淵深くにまで潜水しようにも、浮きが邪魔してちっとも潜れず水面でバチャバチャもがいている感じ(^^;)。お酒とはどうも相性が良くないみたい。

ところが、先日アルコールパッチテストを受けたところ、青桃本人の自覚とは裏腹な結果が…体質的には相当いける口らしい。

レベル的には「うわばみクラス(底なしの大酒飲み)」なんですと。保健センターのお姉さんから太鼓判を捺して戴きました。

普段はまったく飲まない青桃。

けどたまに酔っぱらう。酔っ払っらうと「猫になる」らしい。もっとも青桃当人にしてみれば、ほろ酔い加減で上機嫌なだけなんですけど。

それにしたって猫とはいただけない。まったくもって心外です。どうせなるなら虎にならん!とて、虎に変身すべく秘策を練ってみる。

先ずは我が心の師、中島敦大先生の『山月記』を今一度読み返す。「虎になるかならぬかは己の心がけ次第である」と諭される。

次に秘かに闇練に励む。

阪神タイガースにあやかろうと、バスタイムに湯船につかりもって『六甲おろし』を口ずさんでみる。途中歌詞がわからず鼻歌まじりでごまかす。

サイクリング中、通りかかった建築現場で吉野石膏タイガーボードを発見。製品キャラクターとにらみ合っていると、現場の職人さんに不振顔される。

電気ポットに大見得を切ってみる。

思わずぱお~と吠えてしまう。見ると相手はタイガーではなく象印だった。


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